Dr. イチガキの誤算
Dr. イチガキの計算では、円・魁・梁と幽助・桑原・幻海(覆面戦士)が3対3で戦ったときの浦飯チームの勝率は0.05%とのことでした。 しかし、これがとんでもない大間違いであることは先の展開を知っている方ならわかるでしょう。 幻海は光浄裁を使えば一瞬で三人を撃破できるのですから、1020倍だろうがなんだろうが、実力は幻海の方が圧倒的に上です。 つまり、Dr. イチガキは幻海の実力をとんでもなく過小評価していたわけです。 一体、どんな計算をしていたのでしょうか。

このセリフを見てみると、Dr. イチガキは蔵馬、飛影を高く評価していることがわかります。
それはおそらく六遊怪チームとの対戦を見ていたからでしょう。
ここで浦飯チームと六遊怪チームとの闘いを振り返ってみましょう。
・桑原は鈴駒に敗北
・蔵馬は実力をほとんど見せずに呂屠に勝利
・飛影は黒龍波で是流を瞬殺
・幽助は酎に勝利したが霊力を使い果たした
・幻海は闘っていない
これだけを見ると、蔵馬・飛影を警戒するのは妥当に思えます。
桑原は単純に実力が低い、幽助は強いけど霊力が回復していない状態ならば恐れることはない、と判断したのでしょう(実は飛影もガス欠だったのですが、なぜか見過ごされていますね)。
ここで問題となるのは闘っていない幻海の実力をどうやって見積もるかです。
おそらくDr. イチガキはこう考えたのではないでしょうか。
「浦飯チームに戦力を温存する余裕はない」
なにしろ負けたら終わりの闘いです。対戦で負けて死ぬ可能性ももちろんありますし、
仮に対戦で生き残ってもチームが負ければゲストは当然その場で殺されてしまいます。
浦飯チームが生き残るには、とにかく勝ち進むしか道はありません。
この推測に基づくと六遊怪チームとの対戦で闘わなかった幻海は桑原以下の実力ということになります。
これならDr. イチガキの0.05%という計算も納得できますね。幽助・桑原は円・魁・梁に手も足も出なかったわけですから。
Dr. イチガキの作戦では手強い蔵馬と飛影を、出場が禁じられているロボットの妖鋼獣ガタスバルを使って場外で足止めし、
円・魁・梁の三人で幽助・桑原・幻海を倒す予定だったのでしょう。
残りの二人の妖怪はほとんど戦えない状態の飛影にすら斬り刻まれていたので、円・魁・梁の三人に比べるとはるかに弱いのでしょう。
ガタスバルの操作に回します。
もしかしたら、人間の幽助・桑原・幻海の三人ならば円・魁・梁の三人に、人間相手ということで躊躇うことも計算に入れていたのかもしれません。
飛影はそんなこと気にしそうにないですし、蔵馬も残忍な一面を持っていますからね。
そう考えるとDr. イチガキの作戦は結構合理的だったのではないでしょうか。
幻海の過小評価はともかく、幽助を怒らせ過ぎたのはマズかったですけどね。